陶磁器について、一焼(や)き、二土(つち)、三細工(さいく)とよくいわれますが、ティアーモオカリナのファエンツァシリーズは、イタリアの粘土を使い日本で製作し、さらにイタリアファエンツァにて絵付けと焼きをして創られています。
演奏家の皆様が満足していただけるように、一つ一つの楽器に真心を込めて創られたオカリナです。
1 焼きへのこだわり
イタリアのファエンツァにおいて最終工程となる絵付けと焼きを行ないました。
ヨーロッパでは焼き物を称してファイアンス(ファエンツァ)と呼ばれているくらい有名であるファエンツァ陶器。特にその釉薬技術は色鮮やかで素晴らしいことで知られています。またすべてが手書きの装飾は、職人達が腕を振るい、まさに芸術そのものです。
2 土へのこだわり
素材となる土は、音の響き具合を左右する重要な鍵をにぎっています。そして長い間、捜し求めていた土とイタリアで出会うことができました。イタリアの土はきめが細かく、又低い温度で焼き上げてもよく締まるという、まさにオカリナには理想的な土なのです。この土から生れたオカリナはクリアーで反響のよい音を奏でてくれます。
3 細工へのこだわり
独自の設計理論により、オカリナの心臓部といえるエッジ部分を丸形から三角形にしました。このことにより従来では両立し得ない課題であった“小さい音から大きい音まで出せる”ということを可能にしました。
製作は日本で行い、良い音の出るオカリナだけが最終工程のイタリアに渡ります。
「オカリナを吹く楽しさに見る楽しさを加えた贅沢な一品です。美しさと音へのこだわりを持つ方は是非、一度お手にとってみて下さい。きっとTi amo オカリナ Faenza の虜(とりこ)となることでしょう。」
付属品:ソフトケース、運指表